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昭和37年4月2日~昭和54年4月1日生まれの男性の風しん抗体検査とワクチンのクーポン利用について
2019.06.13(木)
昭和37年4月2日~昭和54年4月1日生まれの男性は国の政策でクーポンにて無料でうけられます。
当院でも行っております。風しん抗体検査は、診察終了時間の1時間程度前に来ていただけたら、ご予約なく、検査を提出可能です。
ワクチンは在庫がわずかですので、あらかじめご予約していただき、ご来院ください。
現住所がわかる身分証明書とクーポンをご持参ください。よろしくお願いいたします。
超音波(エコー)検査を行っています。
2019.06.01(土)
超音波検査機械(エコー)を導入しました。甲状腺、乳腺、腹部、下肢静脈など検査可能です。
医師になって2年目の2004年から超音波検査を学んできました。外科医は甲状腺や乳腺、腹部臓器、下肢静脈瘤の術前検査、手術を行い、術後のフォローをしますので、超音波検査が必須となります。
私は、日本超音波医学会のご高名な先生や検査技師の方々に教えていただき、基礎からエキスパートならではの工夫まで学び、検査画像と手術検体・病理検査画像との比較をしながら、検査画像と実際の病理標本の断面をリンクできるように、検査してきました。以前に比べると画像は格段と進歩していますが、それでも、工夫や観察する力が、良質な画像検査の役に立つと思います。
健診で甲状腺腫大や乳腺のしこりが指摘されたときは、一度検査を受けに来てください。必要があれば、針をさして、悪性かどうか調べる検査もできます。
また、肝・胆嚢・胆管・膵・脾・前立腺などが腹部エコーで観察可能です。脂肪肝、胆石、胆嚢ポリープなど健診で指摘されて、経過観察を要する場合や、胆嚢ポリープで治療が必要なのかなど判断も可能です。治療が必要な際には各疾患に慣れた病院へご紹介いたします。慢性肝炎で、定期的に検査が必要な場合も、当院で行えます。
虫垂炎(いわゆる盲腸)、腸閉塞なども観察可能です。
足がつる、むくむ、冷え性、血管がぼこぼこしているなどあれば、下肢静脈瘤があるのか、それは治療が必要なのか外科医の視点から判定できます。下肢静脈瘤は、昔から一般外科医や心臓血管外科医が検査をして手術をしてきました。そのため、治療が必要なのか、またどの治療がいいのかの判断は、やはり専門家である外科医や心臓血管外科医が経験豊富といえます。当院では、弾性ストッキング着用、硬化療法までは行い、手術やレーザー治療が必要な場合は、外科医や心臓血管外科医が治療を手がけるクリニックや病院へご紹介いたします。本当に治療をするのでいいのか迷った際も、検査にいらしてください。責任をもってご判断いたします。
皮膚にしこりがある、首にこりこりがあるなども、触診で大抵のことは分かりますが、検査を行うことで、粉瘤・脂肪腫・リンパ節・良悪性の鑑別など判定できます。超音波検査(エコー検査)は、診断に迷ったとき、痛みを伴わずにその場でわかる検査ですので、ご相談ください。
5月28日よりダイエット注射も始めます。
2019.05.24(金)
αリポ酸やカルニチンはご存知ですか?
αリポ酸は糖代謝に必要であり、また強力な抗酸化作用や疲労回復効果があります。αリポ酸は10-20代が一番多く、加齢とともに減ってきます。基礎代謝がおちる一因にもなっていると言われています。いくら食事量を減らしても、運動しても、代謝が落ちているとダイエット効果が低いですよね。αリポ酸を食事(レバーや緑黄色野菜)で補ったり、注射やサプリメントで補うとダイエット効果も得られやすくなると考えられています。また、αリポ酸の抗酸化作用はビタミンCやEの400倍ですので、美肌や筋肉疲労の回復のためにも有用と考えられます。
カルニチンは脂質代謝に必要です。そのため、ダイエット注射というとこの二つを組み合わせます。紫外線が強くなってきましたので、αリポ酸をしみ・そばかす対策にいつもの注射に追加してもいいですし、ダイエットと美肌目的にαリポ酸2本とカルニチン1本でもいいと思います。どの注射も組み合わせることができますので、ご相談ください。
αリポ酸もカルニチンも1本500円(税抜)です。例えば、αリポ酸1Aとカルニチン1Aの時は強力ネオミノファーゲン1本で溶かしますので、合計1500円(税抜)となります。
6月の日曜日の診察予定についてご注意ください。
2019.05.20(月)
6月2日は通常診療を行っております。6月9日、16日、23日、30日は前日土曜の20時までにご予約いただきましたら、ご対応いたします。当日はお電話にてご確認の上ご来院ください。
妊娠と甲状腺ホルモンについて
2019.05.17(金)
妊娠の成立と継続、さらにはおなかで赤ちゃんを順調に育てるのに、甲状腺ホルモンも重要な働きをします。習慣性流産、不妊症の女性の10人に1人以上は軽度の甲状腺ホルモン不足(潜在性甲状腺機能低下症)が原因とされます。
妊娠しにくい、不育症といわれたなどありましたら、一度甲状腺機能を調べることをお勧めします。最近は産婦人科の多くで勧められるとは思います。甲状腺機能低下症が原因である場合、補充することで、妊娠・出産がより安心にすすめられます。
いずれも保険診療で行えます。患者様個人個人に合わせた経過観察、治療法、気を付けるべき点もあります。ご相談ください。