ブログ|夜間・土曜診療|新宿三丁目えきちかクリニック|新宿三丁目駅 E6出口直結

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03-6273-0189(当院は予約制ではありません)

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超音波(エコー)検査を行っています。

2019.06.01(土)

超音波検査機械(エコー)を導入しました。甲状腺、乳腺、腹部、下肢静脈など検査可能です。

医師になって2年目の2004年から超音波検査を学んできました。外科医は甲状腺や乳腺、腹部臓器、下肢静脈瘤の術前検査、手術を行い、術後のフォローをしますので、超音波検査が必須となります。

私は、日本超音波医学会のご高名な先生や検査技師の方々に教えていただき、基礎からエキスパートならではの工夫まで学び、検査画像と手術検体・病理検査画像との比較をしながら、検査画像と実際の病理標本の断面をリンクできるように、検査してきました。以前に比べると画像は格段と進歩していますが、それでも、工夫や観察する力が、良質な画像検査の役に立つと思います。

健診で甲状腺腫大や乳腺のしこりが指摘されたときは、一度検査を受けに来てください。必要があれば、針をさして、悪性かどうか調べる検査もできます。

また、肝・胆嚢・胆管・膵・脾・前立腺などが腹部エコーで観察可能です。脂肪肝、胆石、胆嚢ポリープなど健診で指摘されて、経過観察を要する場合や、胆嚢ポリープで治療が必要なのかなど判断も可能です。治療が必要な際には各疾患に慣れた病院へご紹介いたします。慢性肝炎で、定期的に検査が必要な場合も、当院で行えます。

虫垂炎(いわゆる盲腸)、腸閉塞なども観察可能です。

足がつる、むくむ、冷え性、血管がぼこぼこしているなどあれば、下肢静脈瘤があるのか、それは治療が必要なのか外科医の視点から判定できます。下肢静脈瘤は、昔から一般外科医や心臓血管外科医が検査をして手術をしてきました。そのため、治療が必要なのか、またどの治療がいいのかの判断は、やはり専門家である外科医や心臓血管外科医が経験豊富といえます。当院では、弾性ストッキング着用、硬化療法までは行い、手術やレーザー治療が必要な場合は、外科医や心臓血管外科医が治療を手がけるクリニックや病院へご紹介いたします。本当に治療をするのでいいのか迷った際も、検査にいらしてください。責任をもってご判断いたします。

皮膚にしこりがある、首にこりこりがあるなども、触診で大抵のことは分かりますが、検査を行うことで、粉瘤・脂肪腫・リンパ節・良悪性の鑑別など判定できます。超音波検査(エコー検査)は、診断に迷ったとき、痛みを伴わずにその場でわかる検査ですので、ご相談ください。