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妊娠と甲状腺ホルモンについて
2019.05.17(金)
妊娠の成立と継続、さらにはおなかで赤ちゃんを順調に育てるのに、甲状腺ホルモンも重要な働きをします。習慣性流産、不妊症の女性の10人に1人以上は軽度の甲状腺ホルモン不足(潜在性甲状腺機能低下症)が原因とされます。
妊娠しにくい、不育症といわれたなどありましたら、一度甲状腺機能を調べることをお勧めします。最近は産婦人科の多くで勧められるとは思います。甲状腺機能低下症が原因である場合、補充することで、妊娠・出産がより安心にすすめられます。
いずれも保険診療で行えます。患者様個人個人に合わせた経過観察、治療法、気を付けるべき点もあります。ご相談ください。