ブログ│新宿の内科・皮膚科は新宿三丁目えきちかクリニック

03-6273-0189

03-6273-0189

〇:月・金・土曜の9時半から13時半は要予約(高血圧、高脂血症、甲状腺、専門外来)
◆:土曜は15:00~20:00

診療時間
9:30~13:30
17:30~22:30

※日曜は現在11:00~13:00となっています。他のお時間をご希望の場合、前日までの診療時間内にご相談ください。

ブログBlog

にきびと漢方薬

2018.12.25(火)

まず、にきびとは何かというと毛穴にできた丘疹で、尋常性ざ瘡といいます。皮膚の角層が厚くなることで、毛穴の入り口が狭くなり、そこに皮脂がたまって白ニキビとなります。その皮脂の外側がほこりなどで黒くなって黒ニキビにもなります。たまった皮脂にアクネ菌などの菌が増えて炎症を起こすと赤ニキビとなり、痛み、化膿を起こします。赤ニキビは、大きく化膿したり、ニキビ跡になることもあります。

皮脂が増えるのは、ホルモンバランスが乱れて男性ホルモンが増加するためで、生理前など、ある期間だけニキビができたり悪化したりする人もいますが、こちらもホルモンの影響と考えられています。大人ニキビは、ストレスや寝不足などによって、ホルモンが影響をうけて、皮脂分泌が増加するためといわれています。

チョコレートやナッツなどでできやすいと昔から言われますが、どの食品もにきびになりやすいということは証明されていません。ですが、これを食べたらにきびにできやすいという方は、その食品は避けたほうがいいとは思います。精神的なものとホルモンバランスは密な関係を持っていますからね。

また、同じ皮脂量でもニキビができてしまう人もいれば、できない人もいるように、体質なども関係しています。また腸内細菌叢、排便習慣とも関係があります。

できたにきびを治すことも大事ですが、にきびを作りにくい体質を作ることが一番いいですよね。

にきびになりにくい体質を作るのに、漢方薬を患者様個々人に合わせておすすめすることもあります。にきびができる原因を探って、それを改善させるために、おなかの調子、生理不順の有無、脈拍、血行などを診察します。便秘や下痢などおなかの環境に異常があれば、整える漢方薬を、脈が遅かったり、冷え性などがあれば、血行を良くして温める漢方薬を、赤ニキビが化膿しやすい方は、免疫力をたかめる漢方薬をというように、それぞれの方に合わせて対応します。にきびに一見関係なく思える漢方薬ですが、体質が改善するために、そのような漢方薬を使用します。これらの治療を続けると、にきびを予防するとともに、便通、血行などもよくなっていきます。はじめは効果があまり感じられなくても、長期にわたって服用することが必要で、忘れずに根気よく飲み続けることが、ニキビの根本治療の最大の鍵となります。

また、にきびの炎症をとるために、その症状と、体力にあわせて処方します。荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)、清上防風湯(せいじょうぼうふうとう)、桂枝茯苓丸加薏苡仁(けいしぶくりょうがんかよくいにん)なども併用します。こちらはニキビに対する治療となります。

頑固なニキビで、ピーリングやレーザー治療はどうかなと思われる方には、通常の塗り薬、抗生剤とともに、漢方薬についてもご相談しますので、お気軽にお問い合わせください。

乾燥する時期になると、皮脂と水分のバランスが崩れて、また連日の忙しさで生活習慣も乱れて、肌荒れがおきる時期です。

自分の体を後回しにせず、お早めに向き合って、治療しましょうね。関係ない写真で恐縮ですが、おもしろ、ほっこり写真です。